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がんこ社労士事務所

社労士事務所開設と同時に利用を開始。
この10年間で圧倒的に使いやすくなった電子申請システムを使わないのはもったいない!

2003年の社労士事務所の開設と同時に電子申請システムの利用を開始したという小林元子 氏。約10年間にわたって、毎日の業務で電子申請システムを活用し、システムの変遷もつぶさにご覧になってきました。今回、長年、活用してきた利用者としての視点で、電子申請システムのメリットと活用のポイントをお話しいただきました。

  • がんこ社労士事務所
  • 特定社会保険労務士
  • キャリアコンサルタント
  • ファイナンシャルプランナー
  • 宅地建物取引主任者
  • 小林元子 氏

社労士事務所の開設と同時に電子申請システムの活用をスタート

小林元子氏は、2002年(平成14年)に社会保険労務士試験に合格し、翌2003年、東京都練馬区に「がんこ社労士事務所」を開業されました。現在は、社労士として活躍するかたわら、全国社会保険労務士会連合会 電子化委員会委員、東京都社会保険労務士会 業務推進委員会 電子化部会担当副委員長として、社労士業務の電子化を推進し、各種セミナーの講師も務められています。社労士の団体で電子化推進の委員を務めるきっかけとなったのが、電子申請システムでした。

「社労士になったばかりで、右も左もわからないとき、電子申請システムの研修を受ける機会がありました。当時から、インターネットのオンラインショッピングを利用していましたので、それと同じ感覚で始めてみたのです。そして、初めて顧問先ができたとき、事業主様に電子証明書を取得していただき、電子申請システムを利用するようになりました。社労士の団体でその経験をお話したら、当時はまだ電子申請システムを利用していた社労士がめずらしかったようで、『では、他の社労士に話をしてください』と言われ、現在の委員をすることになりました」(小林氏)

じつは、小林氏は、社労士になる前は、宅地建物取引主任者の仕事をしていました。このため、「まったく関係のない世界から社労士の世界に飛び込んできたのが、かえってよかったのかもしれませんね」と振り返ります。

当時の電子申請システムは、現在のシステムと比べると使いづらい点も多かったようですが、小林氏は試行錯誤を繰り返し、あきらめずに利用を続け、いまでは日々の業務になくてはならないシステムとなっています。

移動が不要で時間の制約がなく、余裕を持って仕事ができるのが最大のメリット

現在、がんこ社労士事務所では、多くの手続を電子申請システムで行っています。以前は、申請には事業主の電子証明書が必要でしたが、現在は、社労士の電子証明書で代行できるようになったため、ほとんどの手続が電子申請システムで可能になったのです。ただし、すべてが電子化されているわけではないようです。

「電子申請の方が早い場合は電子申請システムを利用していますが、一部の健康保険組合などの手続については、回送が必要なこともあり、その場合は紙で届出をしています。そのあたりは、使い分けということになりますね。ただし、電子申請できる手続については、ほぼ電子申請システムを利用しているのが現状です」(小林氏)

電子申請システムを活用するメリットについて、小林氏は次のように説明します。

「移動の必要がなく、時間の制約がないのが最大のメリットです。事業主様とのやりとりも、紙だと郵送が必要になり、時間がかかりますが、電子データならメールでやりとりできますので、スピードがまったく違います。また、紙の書類を送る場合、簡易書留などの証明付きの郵便を使うことが多いのですが、電子申請システムだとその必要がないため、コスト的なメリットも大きいと思います」(小林氏)

この他にも、24時間申請ができるので、落ち着いて仕事ができるのもメリットだといいます。紙の場合、窓口が閉まると申請できなくなりますが、電子申請システムなら、仮に窓口が閉まって慌てる必要はありません。このように、慌てることなく、精神的にも余裕を持って業務にあたれるのも、電子申請システムを活用しているからこそといえるでしょう。